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前回は
労働収入の中での
自営業という働き方
についてお話ししました
今回はその続きとして
自営業の
お金の流れ
を一緒に見ていきましょう
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従業員と自営業の違い
まず
従業員と自営業の
最も大きな違いは
お金の流れです
従業員の場合
お金の話のほとんどは
税金になります
なぜなら
従業員は基本的に
経費がかからない
からです
税金は利益にかかります
従業員の場合給料として
受け取るお金はほぼすべて
利益とみなされます
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従業員の経費は
誰が払っているのか?
働くために必要なものは
会社が
すべて用意してくれます
例えば
• 仕事に必要な道具
• 机
• パソコン
• 車
• ノートやペン
• 社宅
• 交通費
• 出張費
• 引越し費用
など
業務に関わる
ほとんどのものは会社が
経費として負担しています
だからこそ給料として
個人が受け取るお金は
そのまま
課税対象になります
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従業員のお金の流れ(例)
例えば
月30万円の給料だとします
30万円×12ヶ月=360万円
ここから税金が
約40%かかると仮定すると
360万円×40%=144万円
360万円−144万円=216万円
216万円
これが実際に
自分が使えるお金です
※実際の税率は
所得・家族構成・地域
によって異なります
ここでは
仕組みを理解するための目安
として40%で計算しています
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では、自営業はどうなるか?
次に自営業です
自営業は自分で
活動しています
この活動するために
かかったお金を
経費と言います
この経費は利益ではありません
売上から必要経費を
引いた残りが利益です
売上ー経費=利益
そしてこの利益に
税金がかかります
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自営業のお金の流れ(例)
例えば
年間の売上が
360万円だったとします
活動するために
年間100万円の
経費がかかりました
360万円−100万円=260万円
この260万円が利益です
260万円×40%=104万円
260万円−104万円=156万円
このような
お金の流れになります。
※すべてが経費になる
わけではありません
「事業に必要と認められるもの」
に限られます
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同じ数字でも、残るお金は違う
ここで比較してみましょう
従業員の場合税金は
144万円
自営業の場合税金は
104万円
売上を作るために
かかった経費は
課税対象にならない
これが自営業の仕組みです
この仕組みを理解し
自営業として活動することで
上手に節税している方は
世の中に
たくさんおられます
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ただし、保証はありません
ただし自営業には
従業員と違い
保証がありません
従業員の場合
見えない部分で
企業が
多くの保証を負担しています
自営業はそれを
すべて自分で用意します
・保険
・保証
・将来への備え
など
内容によっては経費として
認められる場合もあります
詳細は
ここでは触れません
ご自身で調べ
検討してみてください
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上限がない代わりに
責任がある
自分で
すべてを背負う代わりに
自営業には
お金儲けの上限がありません
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ここまで見てきたように
従業員と自営業は
どちらが良い・悪い
ではありません
「仕組みが違う」
ただそれだけです
次回予告
次回は
この仕組みの中に
実際に立った人間が
何を感じ
何に苦しみ
何に気づいたのか
労働という世界を
一度整理して
まとめていきます
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「労働」の手段と向かい先④
▼初めて読まれた方へ
もし途中から読まれた方
話が少し難しく感じた方は
こちらから読むと
全体の流れが
分かりやすくなります

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