― なぜ「集めること」が儲かるのか ―
前回までのおさらい
前回の記事では
ビジネスは
「売ること」ではない
というお話をしました
• 自分にはできないから
人に手伝ってもらう
• 自分ができないから
自分が中に入れない
ここが大切な前提でした
今回はここから一歩進んで
売ることではなく
集めることが
ビジネスで儲かること
この部分について
お話ししていきます
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集める量 = 儲かる量
ビジネスでは
手伝ってくれる人の量
‖
儲かる量
この関係が
ほぼそのまま比例します
企業規模を見れば分かります
例えば
一般企業を見てください
• 従業員100人
• 従業員1,000人
• 従業員10,000人
どの会社が
一番売り上げているでしょうか?
よほど特殊な事情がない限り
多くの人は
10,000人と答えるはずです
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数字で考えてみる
仮に
一人あたりの基本給を
20万円とします
すると
• 100人×20万円=2,000万円/月
• 1,000人×20万円=2億円/月
• 10,000人×20万円=20億円/月
これはすべて
手伝ってくれている人に
支払っている金額です
人数が多いほど
生活を支払えるだけの
売り上げがなければ
成り立たない
ということが分かります
⸻
人が多いほど、大きな仕事が動く
手伝ってくれる人が
多いということは
• 大きな仕事を
• たくさんの人で
• 同時に動かせる
ということです
当然
成果も大きくなります
⸻
自分で売ると、どうなるか?
では
自分が働いて売る
場合を考えてみましょう
例えば
売上が100万円上がったとします
自分で売りに行けば
100万円すべてが
自分の取り分になります
一見
良さそうに見えますよね
⸻
ずっと売り続けることは可能か?
では
自分がずっと売り続けることは
可能でしょうか?
実は
営業の世界を長く見ていると
一つの共通点があります
トップセールスマンの現実
それは
ずっと現場で売り続けている
トップセールスマンはいない
という事実です
一時的にトップに立つ人はいます
しかし多くの場合
• 教える側に回る
• マネジメントに移る
• 商品や業界を変える
同じ商品・同じ業界・同じ立場で
ずっとトップで売り続ける人はいません
⸻
これは能力の問題ではない
これは
能力の問題ではありません
構造的に不可能だからです
売るという行為は
• 時間
• 体力
• 集中力
こういった
人のリソースに強く依存します
どれだけ優秀でも
一人が売れる量には
必ず限界があります
⸻
売ることを極めた人が辿り着く答え
だからこそ
売ることを極めた人ほど
ある地点で気づきます
ここで多くの人が混乱するのが
「自営業」と「ビジネス」
の違いです
この違いが整理できていないと
どれだけ頑張っても
自分が動き続ける
世界から抜け出せません
この点については
別の記事で
詳しくまとめています
自分が売り続けるより
売ってくれる人を増やした方が
圧倒的に大きな成果になる
ここで初めてビジネスは
売る世界から集める世界へ
移行します
⸻
会計で見る「集める世界」
ここで
一つの例を出します
売上100万円を
• 80万円を売ってくれた人に渡す
• 自分は20万円を受け取る
この形にしたとします
人が増えると、何が起きるか?
もし
手伝ってくれる人が5人に
なったらどうでしょう
• 手伝ってくれる人
→ それぞれ80万円
• 環境を整えた人
→ 5人 × 20万円 = 100万円
自分は
ビジネスの中で働いていません
環境を用意し
提供しただけです
⸻
全員が喜ぶ構造
この形では
・手伝ってくれる人は喜ぶ
・環境を用意した人も喜ぶ
・商品を買ったお客様も喜ぶ
そして仕組みは継続します
これが
ビジネスの形です
⸻
なぜ知られていないのか?
この考え方は
実はほとんど知られていません
なぜなら多くの人が
• 自分で売る世界
• 自分で頑張る世界
から
抜け出せないからです
⸻
まとめ
・売ること自体が悪いわけではない
・しかし
売り続ける構造には限界がある
・だからビジネスは
「集める世界」へ移行する
・ 手伝ってくれる人が増えるほど
儲かる構造になる
これが
売らずに儲かる仕組みの正体です
⸻
次回予告
ここまで、
「ビジネスの具体的な形」として
・売ることではない
・自分が働く世界ではない
・できないから人に手伝ってもらう
・手伝ってくれる人の量が成果に変わる
・会計の流れがそれを証明している
この構造を
順を追ってお話してきました
これらは
テクニックでもノウハウでもありません
私自身がビジネスを通して
何度も失敗し、観察し、腑に落ちた
「判断の基準」です
ここから先は
・どんな人を集めるのか
・どう育てるのか
・どう組織にするのか
といった
実践の話に入っていきます
それらはすべて
この判断基準の“先”にあたります
先のお話は
環境や規模、時代によって
いくらでも形が変わります
しかし、中心がズレると
どれだけ先を伸ばしても折れます
そのため一度ここで
ビジネスについての考え方を
一つの記事としてまとめます
次回は
ここまで書いてきた内容を整理し
「ビジネスとは何か」
このブログにおける定義を
明確にしていきます
▶︎ 次の記事へ
ビジネス編:総まとめ①(理論、構造)
◀︎ 前の記事へ
具体的なビジネスの形③

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